北欧 レポート(スウェーデン要約)

 

LTC Responses to COVID-19 Internationl long-team care policy networkより

「パンデミック時の高齢者のケアに関するスウェーデンのコロナ委員会の報告書」

について掲載します

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スウェーデン政府は、COVID-19の蔓延を制限するために取られた措置と蔓延の影響を評価するための委員会を設置し、政府、関連する管理当局、地方自治体、地方自治体による評価を行った。
最初の中間報告書が12月15日に発表され、特にパンデミック期間中の高齢者のケアについて書かれている。報告書の全文はこちら。以下に要点の簡単な要約を示す。

2020年12月16日

キーポイント

介護に頼る人々に大きな影響:

亡くなった方のほぼ9割が70歳以上で、そのうち半数が長期療養型の入所施設に入所しており、3割弱がホームヘルプサービスを受けていましたが、これは諸外国と同様です。

高齢者を守るための戦略は失敗:

長年の構造的な欠陥により、パンデミックに対する準備や設備が整っていない入所施設がありました。スタッフは自分たちだけで危機に対処しなければなりませんでした。

高齢者が特に被害を受けやすいという情報が早くからあったにもかかわらず、対策は遅く、不十分なものでした。

介護分野における構造的な欠点:

地域(医療)、自治体(社会的ケア)、中央政府機関の間でケアシステムが分断されていました。パンデミックに対する準備の概要がなく、業務上の調整や協力を促進するためのコミュニケーションチャンネルも確立されていませんでした。統合された患者記録の欠如が安全性への脅威となっていました。

より高いスタッフレベル、より高い専門性、より良い労働条件が必要:

従業員は極度のプレッシャーとリスクの中で働いていました。委員会は、時間外契約に頼らず、雇用保障とスタッフの継続性を改善する必要があること、また、医療訓練を受けたスタッフの割合を増やす必要があることを強調しています。

不適切な規制の枠組み:

危機的な状況下で制限的な手段を用いるための法律上の裏付けがありませんでした。

自治体が医療機器を利用できなかったり、医師を雇用できなかった:

このため、危機の際に自治体が医療対応を計画することができませんでした。医療機器は、医療介入や優れた緩和ケアのために、居住施設で利用できるようにするできでしょう。

対策の遅れと不十分さ

長期介護への関心の低さ:

高齢者を保護することは当初からの目的でしたが、当初は地域の医療能力に焦点が当てられていたため、自治体の社会的ケア部門における準備不足や欠点には後になるまで注意が払われませんでした。対策を担当した政府機関は、介護分野の概要を十分に把握していませんでした。

個人防護具(PPE)の問題:

明確なガイドラインがなく、長期介護(LTC)環境におけるPPEの欠如がウイルスの拡散を助長しました。LTCにおけるPPEの必要性を明確にし、定義するのに不合理なほど時間がかかり、必要性を報告したり、配送を手配したりするルートもありませんでした。

検査の導入が遅かった:

検査に関する国家戦略が発表されたのは4月17日だったので、ケアホームに退院した人の検査や、新規入院者の検査が行われるべきでした。

遅すぎる訪問制限と十分な頻度での再評価:

訪問禁止は4月1日に導入されました。
訪問禁止の効果に関するスウェーデンでの既知の証拠はありませんが、欧州委員会は、訪問にはリスクがあり、もっと早く禁止すべきだったと考えています。一部の事業者や自治体は対応していました。
訪問禁止が導入された後、禁止を継続する必要があるかどうかを評価する仕組みがありませんでした。
終末期には面会が認められることをもっと明確にすべき、と考えています。

その他の不足点

病院治療へのアクセスに関するガイドラインがリスクを増加:

2月から6月にかけて、居住施設の住民の病院への紹介数が減少していました。
リージョン・ストックホルムでは、トリアージプロトコルにより、臨床的虚弱度評価で高得点を得た人(ほとんどのケアホーム居住者)の優先順位が最も低くなっていました。
欧州委員会は、個々のケアの必要性を判断するために、単純なカテゴリーに基づくガイドラインを使用しないよう警告しています。

医師の同席の欠如と医師による個別評価の欠如:

ケアホームの入居者の記録を分析したところ、多くの入居者が医師や看護師による個別の評価を受けていませんでした。

不足分の責任

委員会は、最終的な責任は政府にあると考えています。

元記事はこちら

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